Finnrover loue M34

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Loue M34 オールドスタイルな伝統的モデル

 

力のかかる要所を革で補強された丈夫な白い高密度織りのコットン生地で作られた、コレクションの中でも最も伝統的なモデルです。A.E.ヤルピネンが Hunting Fishingマガジンでそのルーツについて書いた時代からの再現です。

コットン素材である為、M34はコレクションの中で最も重量がありますが、焚き火を囲むキャンプファイヤーでは、確かに本物の雰囲気を提供します。そして使い込むごとに陽射や雨から守り、焚き火の煙を吸い込むことで、手放せない経年変化をみせてくれます。


【設営方法】
•立木の枝を使用して、シベリアンヒッチなどでトップを作って(推奨230cm程度)から、ボトムのセンターをペグダウンします。次にボトムの左右順番に外側へ向かってペグダウンしてい
きます。ボトムにはスカート部分があるので張り綱を使用し高さを保持します。
背中側で風を受ける方向で設置して下さい。

(立木の場合、撤収の際は、最後にトップを張ったままセンターボトムを持って浮かせた状態で折り畳んでいくとスムーズです)

•立木がない場所では、倒木の枝などをポールとして利用し、トップの袋状部分に差し込んで立ち上げます。この場合は、ボトムセンターと左右2箇所程度を先にペグダウンしてからトップを立ち上げ、その後ボトムの左右順番に外側へ向かってペグダウンしていきます。ポールを斜めにすることでテンションを保ち自立しますができるだけ張り綱で、トップから前方へペグダウンすることをお勧めします。

•下のイラストであるように、色々な設営スタイルがありますが、立木を使わない場合は、枝を二股、あるいは3本でトライポット状にするなどで、衣住スペースが増し、強度もアップします。



※同シリーズ「M16」の画像の中に、推奨するセンターポールの高さ、スカートの地面からの距離、衣住スペースのおよその寸法が掲載されていますので、ご参考下さい。


【仕様】

サイズ:中心の長さ(トップから裾):約280-285cm(スカート部分含まず)
裾周りの距離:約640cm(実際に張るとテンションで距離が長くなります
スカート部分の高さ:中心部約44cmから外側へ向かって傾斜して両端約26cm

収納時サイズ:(収納袋に入れた状態)長さ約50cm直径約18cm

重量:3.3kg

セット内容:本体、収納袋、ボトム側の張り綱(白)

対応人数:1〜2人

耐水圧:(メーカーデータ無し)

材質:Cotton 230g/m2、ハトメ部分革補強

原産国:フィンランド

※商品は、撮影状況や光の当たり具合、ご覧になる環境などにより、色合いが異なって見える場合があります。

※このモデルのみ、フィンランドの正式名称「SUOMI FINLAND」のワッペンが付いています。



【使用上のご注意】

(耐水性について)
フィンランドは降雨量が少ない国ですので、耐水圧に関してのメーカーデータ記載がありません。素材自体にある程度の防水性はありますが、縫い目のシーム加工がありませんので、小雨でも長時間の使用においては、縫い目からの浸水は避けられません。

※M34に使われている生地は綿でありながら、目の詰まった特殊な織り組織なので、画像にあるように縫い目でない部分では一定時間水滴が溜まります。



(補強革パッチの色落ちについて)
ハトメ部分を補強している革パッチはナチュラル色ですが、湿気や雨に濡れると色落ちがあります。特に本体が白いタイプについては、雨天の使用で幕体に色が移染します。オールドスタイルの伝統を重視した作りとなっているので、経年による日焼けや焚き火の煙の汚れなども含めて「味」としての理解が必要です。

※革パッチはロットにより厚みの差があります。

(使用後の乾燥について)
濡れた状態で撤収をした場合は、帰宅後に早めにスタッフバッグから出して広げて乾かすようにして下さい。雨が降っていなくても湿気を含んでいる場合が多いので、できるだけ使用回ごとの乾燥をお勧めします。


【FinnRoverブランドについて】

FinnRoverはアウトドアジャーナリストであり、経験豊富な元スカウトのJoppeRanta氏によって、フィンランド伝統のアウトドアスピリットを国境を越えてヨーロッパ圏内に輸出するために設立されたブランドです。Loueの他に職人が製造する焚き火用フライパンなどを扱っていますが、ほぼLoueの製造に特化しています。現在フィンランドの他、ドイツ、オランダ、フランス、デンマーク、スウェーデンのアウトドアショップで入手が可能です。

(以下、メーカーのブランドヒストリーより)

【ルーについて】

「ルー」という名前は、側面が開いたシェルターを意味します。まさにフィンランド唯一の直火シェルターですその歴史は古くて興味深いものです。ルーは、上部に向かって円錐形で、背面のカーブが広い生地で作られています。生地の上部は、ポールまたはグロメットから木にぶら下がるように設計されています。地面の生地の丸い端は、テントステークで取り付けるように設計されています。このタイプのシェルターは、80年以上にわたってフィンランドの森林省や森に入る人達に奉仕してきました。
近年、使用者の数は減少していますが、このタイプのシェルターは再び製造されています。そしてオールドスタイルを高く評価する人々が、ルーを生き返らせることを願っています。

私にとって、ルーは何十年もの間アウトドアの重要な部分でした。当時、私の最初のスカウトキャンプでは、多くの子供たちを収容できるキャンバスシェルターで寝ました。そして、私たちの指導者は、2人用に設計されたシェルターのルーを使用していました。スカウトリーダーになり、いつかルーで眠れるようになりたいという私の子供の頃の願望が、今も続く私の熱意の理由であると信じています。

            FinnRover Joppe.Ranta



【FinnRoverコレクションについて】

FinnRoverコレクションは、1930年代にA.E.ヤルピネンが直火シェルターを設計した当時の伝統に忠実に作られています。

1960年代後半、このシェルターはK.ケンピネンによって裾に布をつけたLapin-Loueとして再設計されました。更に30年後の1990年代に、ブッシュクラフトのインストラクターであるN.コランダーがこのシェルターをスカウトのフィールドハイキングなどで使用し始めました。アウトドアジャーナリストのジョッペランタは、スカウトに導入されたこのシェルターに魅了され、過去の歴史をさ
かのぼり、Loueに関する情報を収集し始めました。それがFinnRoverコレクションの始まりです。

コレクションには何種類かのシェルターがあり、それらはすべて同じ形状ですが、素材が異なります。それらのモデルはキーパーソンの名前と最初のリリース時期にちなんで名付けられ、伝統に沿った正確な素材で作られています。それらはすべて、1960年代にK.ケンピネンによって設計されたモデルに忠実に従っています。 FinnRoverの創設者はジョッペランタであり製品はNearbyforestLivingstoneoyの工場で製造されています。

FinnRover製品は、製品がフィンランドで製造および設計されていることを示すためのフィンランドのキーフラッグとデザインのシンボルを使用することが認定されています。